こんにちは、ゆういちろうです(@yuichiroch)
今回はタムロンから発売されている20-40mm F2.8 Di Ⅲ VXDについてのレビューです。
「写真と動画をもっと気軽に、もっと自由に。」
をテーマにタムロンが新たに提案した大口径標準ズーム。
20mmという広角域から40mmの標準域までF2.8で対応し、かつ小型化と軽量化を果てしています。
僕のような一人で動画撮影を行っているワンオペYouTuberにとっては、ダイナミックな広角撮影から自分撮り、標準域での物撮り、サムネ撮影まで1本でこなしてくれるので大変便利で使えるレンズ。
以下のYouTube動画でも使用感や特徴についてご紹介していますので、併せてチェックお願いします。
購入理由を簡単に。
タムロンの提案通り、写真と動画をもっと気軽に撮れることは喜ばしいことです。
むちゃくちゃなことを言いますが、iPhoneのサイズでフルサイズと同等以上の画質が手に入り、焦点距離は16mmから600mmまで可能でかつ全域F1.4、また8K60pを無制限に連続撮影ができれば良いのです。
まぁそんな製品は今のところどこにもないので、ワンポイントでも近づけるような手軽さが得られるのであれば試してみたいのです。
僕がYouTube撮影をする際や、日常的に写真を楽しむ場合、最も好みで撮影頻度が高い焦点域はまさに20から40mm程度でした。もちろん40mmより望遠側も必要ですが、好みの焦点距離が1本で賄えることや、ズーム全域でF2.8通しであること、365gと軽量でコンパクトなサイズ、価格も10万円程度であることなど、絶妙に「ちょうどいい」が詰め込まれているように感じました。
風景や旅先でのスナップ撮影、日常写真など幅広く楽しめそうですし、期待できる製品ではないかと考えたのが購入理由です。
外観や特徴について
デザインは最近のTAMRONレンズを踏襲しているようなテイスト。
つるつるとした表面でとてもキレイ。心地よい。
USB-C端子が搭載されている。
フォーカスリングのカスタマイズやファームウェアのアップデート用に使うとのこと。また防水タイプの端子を採用しているので、簡易防水構造になっているらしい。
α7SⅢに組み合わせてみる。サイズ感は良好。フロントヘビーでもないし、トータルの重量も納得な感じ。
ズームリング・フォーカスリングは割と軽く感じる。軽快に動作し、ガタツキ等もないため好印象。広角側の20mmで鏡筒が伸びる模様。ズームレンズの多くは望遠がわで伸びるものが多いので変な感覚だ。
スペックシート
モデル名 | A062 |
焦点距離 | 20-40mm |
明るさ | F2.8 |
レンズ構成 | 11郡12枚 |
最短撮影距離 | 0.17m (WIDE) / 0.29m (TELE) |
最大撮影倍率 | 1:3.8 (WIDE) / 1:5.1 (TELE) |
フィルター径 | φ67mm |
大きさ | φ74.4mm × 86.5mm |
質量 | 365g |
絞り羽根枚数 | 9枚(円形絞り) |
附属品 | 花形フード、レンズキャップ |
希望小売価格 | 118,800円(2022年11月) |
結構寄れることも好印象の一つです。
タムロンレンズの多くが「フィルター経67mm」に設計されているので、NDフィルター等をレンズ毎に揃えなくて良いのが嬉しいポイント。
タムロン製のフィルター径φ67mmレンズ
- 17-28mm F/2.8 Di Ⅲ RXDF (Model:A046)
- 28-75mm F/2.8 Di Ⅲ VXD G2 (Model:A063)
- 28-200mm F/2.8-5.6 Di Ⅲ RXD(Model:A071)
- 70-180mm F/2.8 Di Ⅲ VXD(Model:A056) など
実践。紅葉を撮ってみる。
このレンズが発売されたのは紅葉シーズン。良い被写体があちこちにあるのでテスト撮影に行ってきました。ボディは僕の相棒「α7SⅢ」です。
20mmと40mmで全然違いますね。撮っていて楽しいですが、望遠側もうちょい欲しくなる苦笑
使用後の感想(使って数日目)
「単焦点並の重さなのにズームレンズ!」というのが面白いです。魅力的。
20-40mmのズームレンジは「僕にとっては絶妙に良い」と感じています。室内のYouTube動画撮影からお出かけ先でのVlog、カフェ写真で大活躍してくれそうです。
しかし、このレンズ1本だけで賄えるかと言えば、そんなこともなさそうです。40mmは標準域として十分と感じますが、外で撮影していると「もう少しクローズアップしたい!」と思うことも多々ありました。
例えばタムロンの28-200mm F2.8-5.6やFE24-240mmなど、高倍率ズームレンズとセットで運用できれば、幅の広いズームレンジを楽しむことができて快適そうです。
まとめ
僕はYouTuberの端くれとして動画撮影を趣味にしていますし、同時に日常スナップや旅行の記録などの写真撮影もしています。
20-40mm F2.8というのは、僕の好みな焦点域をばっちりカバーできる素敵な製品で、タムロンの提案通り、写真と動画をもっと気軽に、もっと自由に楽しむことができました。
今後はYouTubeチャンネルのメインレンズとして活躍を期待してますし、旅行に連れて行く1本としても重宝しそうです。
今回の記事は発売後まもなく、使用期間もまだまだ浅い状態での内容になりましたが、これからしばらく使っていき、気になるポイントや気づきがありましたらまたブログでご紹介します。
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