どうも、ゆういちろう(@yuichiroch)です。
2023年9月20日にニコンから発売されたフルサイズミラーレスカメラの新機種「Nikon Zf」
APS-Cカメラ「Zfc」の兄貴分?のような「ヘリテージデザイン」のオシャレカメラです。
僕は元々「クラシカルな見た目のカメラ」が大好物で、Zfが発表された時は大興奮&興味津々でした。遡ればオリンパスのE-M5mk2/mk3、富士フイルムのX-T1/3/4、ニコンDfなど数々のクラシカルでオシャレっぽいカメラを使ってきましたが、Zfはついに「フルサイズセンサー」を搭載したミラーレスカメラなのです。
僕は興奮冷めやまぬまま予約開始直後に光の速さでポチり、それから約5ヶ月ほどが経過しました。
今回の記事では、使用してしばらくが経ったNikon Zfについて、撮ってきた写真を交えレポートしたいと思います。
まずは外観
この製品の一番の特徴は、なんと言ってもデザインです。ニコンのフイルムカメラ「FM2」にインスパイアされたZfは、軍艦部に大きなダイヤルを備えていて大変特徴的な外観をしています。またこのダイヤルは真鍮を採用しているようで、操作する際のクリック感はなんだか上品に感じさせてくれるため使っていてテンションが上がります。
グリップは控えめでフラットした形状になっています。大きくて重たいレンズとのマッチングは微妙ですが、キットレンズ(NIKKOR Z 40mm F2)や小型のパンケーキレンズとの組み合わせでは、フラットなグリップでも気にならず撮影に楽しめます。僕の感覚ではありますが、写真のようなZ50mm F1.8 S程度のサイズが、特に苦に感じず楽しめる塩梅かなと勝手に思っています笑
インターフェースはこんな感じ
USB | Type-C |
HDMI | Type-D |
外部マイク入力 | ステレオミニジャック(φ3.5mm)
プラグインパワー対応 |
ヘッドホン出力 | ステレオミニジャック(φ3.5mm) |
現代カメラらしくUSBはタイプCを採用しています。また外部マイクの入力・ヘッドホン出力端子も装備。おそらくZfはフルサイズカメラとしては“ミドル機”に当たるかと思いますが、必要十分の装備が施されている印象です。HDMIはフルサイズではなくタイプDなので、昨今の動画ニーズを考えると少々控えめな印象ではありますが、Nikonの他製品を眺めていると、Zfはバリアングルモニターしかり動画に力を入れている感じはします。
素敵なポイント
スペックなどは公式HPを見た方が手っ取り早いので、このブログでは僕が使っていて良いと感じたポイント・魅力について紹介します。
①ファインダーが綺麗
実は僕、α7SⅢという高級カメラを使っているのですが、このカメラのファインダーは実に素晴らしいものでした。
α7SⅢのファインダー | |
形式 | 1.6cm (0.64型)電子式ビューファインダー(でかい) |
総ドット数 | 約944万ドット(多い!) |
倍率 | 約0.9倍 |
画面が大きくてとても高精細。数あるEVFの中でも大変高品質な部類かと思います。
一方Zfは、このスペックよりも少々控えめな印象。
Zfのファインダー | |
形式 | 1.27cm (0.5型)電子ビューファインダー(他も大体同じくらい?) |
総ドット数 | 約369万ドット(今どきの性能?普通?に感じる) |
倍率 | 約0.8倍 |
数字でもわかる通り、α7SⅢよりも画面サイズは小さくドット数も少ないです。購入前の印象としては、荒く感じて心地よくないのかなと想像していました。
しかし使ってみると違和感はそれほど感じず、また使い続けていても目の疲労感やネガテイブな感覚はなく一安心しています。
Zfの性能でも十分精細なので、多分α7SⅢのファインダーが良すぎるだけかなと判断。また他製品のスペックを眺めていても、価格帯も考慮すると特段秀でても劣ってもいないようなのですね。
②ピクチャーコントロールが楽しい!
僕は週末限定のサラリーマンフォトグラファーです。もっぱら妻とお出かけした際に撮影を楽しんでいるのですが、行き先々にある景色やご飯・妻の表情など、シーンや僕の好みに合わせてピクチャーコントロールを変更し、シャッターを切るのが良いです。
素人印象ですが、パキパキっと写ってくれて変な色の出方もないため大変好印象です。こうしたいなーという思いもある程度具現化してくれますしとても楽しい。
ソニー機も併用して使っていますが、ちょっと違う感覚がするので面白い。
③モノクロモード専用ダイヤルが良き
専用ダイヤルがあるので「モノクロ撮るぞ!」という意気込みや気持ちが生まれてきます。
ダイヤルを変更すると気持ちのスイッチまで変わる気がして、新鮮な気持ちで写欲をかき立てられるのが良きです。
また通常の「モノクローム」の他に「フラットモノクローム」「ディープトーンモノクローム」がZfから新たに追加されましたようで、雰囲気に合わせて変更できるが楽しいです。
僕はもっぱらディープトーンモノクロームがお気に入りで、白が少々グレーっぽくなるのと、青が黒側に寄る印象がありました。知らんけど(詳しくはない)
なんとなく重厚感を得られるというか、白っぽくないので軽い印象にはならない感じ。素人の僕にはそう感じさせます。
とはいえ、そもそもモノクロへの造詣は皆無なので詳しいことは何一つ言えないのですけどね苦笑
収穫としては「モノクロって楽しいな」という気持ちになれました。
↑の写真、全てがディープトーンモノクロームではないかも(設定忘れた)
レンズについて
Zf導入にあたり合わせて購入したのは以下の3つ。
- Nikkor Z 26mm F2.8
- Nikkor Z 50mm F1.8 S
- Nikkor Z 24-120mm F4 S
上の写真達もこれらのレンズを使って撮影しました。レンズの詳細については、違う記事にて書いていこうと思っています。
まとめ
初Nikon ZということもあってワクワクしていたZfですが、期待以上に楽しく素敵な製品で大満足です。
僕のZfは「エクステリア張り替えキャンペーン」にてNikonダイレクト限定の「ボルドーレッド」カラーをチョイスしましたが、赤色かっこいいですよね笑
他にはモスグリリーン、インディゴブルー、セピアブラウン、サンセットオレンジ、ストーングレーの5種類があり、期間限定ではありますが自分好みのカラーに変更できるのは嬉しいですね。
デザインに心躍り、自分好みのカラーが選べる、撮った写真もとても良い…
満足度がめちゃくちゃ高い製品だと思います。
また普段使いから旅行、ガチ撮影までなんでもこなせる万能機に思いますので、気になる方はぜひ「期間限定キャンペーン」がやっている内に購入をおすすめしたいですね笑
僕はZfをながーく愛用し続けたいと思っています笑
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