こんにちは、ゆういちろうです(@yuichiroch)
人生最後として、生涯を共にする一眼レフを買おう…なんてオオゴトのように考えた末にゲットしたのが、今回ご紹介する「Nikon Df」
ミラーレス一眼が隆盛を極める昨今、販売価格がどんどん上昇していくことに嫌気がさしたので(苦笑)、懐古主義的にデジタル一眼レフカメラをゲットしました(いいすぎw)
もちろん最新カメラは魅力的ですし興味津々ですが、たまには立ち止まって後ろを振り向くことも悪くないかな…なんて苦笑
とても古い製品ですが、Nikon Dfは十分に素敵な写真が撮れますし、一眼レフ独特の気持ち良い撮影が楽しめるので気分は高まります。
今回は僕がしばらく使った上で「Dfマジでいいよ!!!」というアピールを2022年にするといった趣旨でございます笑
共感して頂ける方は最後までお付き合い頂ければ幸いです。
俺のDfをみて!かっこいいいでしょ!
こういうクラシカルな外観のカメラ、現在(2022年)製造しているメーカーはあまり多くないと思います。Nikonの他にはFUJIFILMやOM SYSTEMくらいでしょうか?
エルゴノミクスを突き進んだような手にしっくりくるデザインとは違い、レトロで、直線的で、かっこいいを全面に押し立てたような心くすぐる魅力があります。
グリップの握り込みが浅いとか、ボタン配置が独特で瞬間的な設定変更が難しいなど、第一線を駆け抜ける現代カメラとは違うベクトルの製品に感じます。
しかし所有していて気持ちがよく、使っていてテンションが上がるデザインなのは間違いないです。
電源周りのダイヤルやボタン、とにかくかっこいいです。
シルバーボディのフルサイズカメラって、今ではとても珍しいんじゃないでしょうか?
Dfには他にブラックと、限定色のゴールドエディションというカラーリングがあるようです。
僕はシルバーが一番かっこよく感じます。最高。
付けっぱなしにしているのはマニュアルフォーカスレンズのAi 45mm F2.8 Pという単焦点です。
こちらもブラックとシルバーの二色があるようですが、迷わずシルバーをチョイス。
ボディとのマッチングは100点満点に感じます。
MFレンズのみでは撮影が億劫に思うこともあるので、AF-S NIKKOR 50mm F1.8 Gもゲット。ニコンの撒き餌レンズです。この組み合わせの重量はなんと950g程度。なかなかに軽量で気に入っています。もともとDfのキットレンズがこの50mm F1.8Gのようですが、購入タイミングでは良い個体がないなーと思っていたため、レンズセットは選びませんでした。セット品は印字がシルバーのカラーリングが施されている限定仕様のようで、Dfとのマッチングはセット品の方が良さげなようです。しかしまぁ、これでも不釣り合いな感じはしないのでまぁいいかと思っています。
使ってみての感想は、至って普通。AFも速いし良くボケて良い感じ。撒き餌レンズらしくとにかくオススメしたい製品です。安くて軽量、標準レンズ。良い要素が凝縮されたレンズですね。
一応、スペックも見てみよう
有効画素数 | 1625万画素 |
映像素子 | フルサイズCMOSセンサー |
記録媒体 | SDカード(シングルスロット) |
ファインダー | アイレベル式ペンタプリズム使用一眼レフレックス式ファインダー |
視野率 | FX:上下左右とも約100%、DX:上下左右とも約97%(対実画面) |
倍率 | 約0.7倍 |
シャッター | 1/4000~30秒 |
AF | フォーカスポイント39点 |
検出範囲 | -1~+19EV(ISO 100、常温20℃) |
モニター | 3.2型低温ポリシリコンTFT液晶モニター、約92万ドット |
使用電池 | Li-ionリチャージャブルバッテリー、EN-EL14a |
電池寿命 | 約1400コマ |
寸法 | 約143.5 × 110 × 66.5mm |
質量 | 約765g(バッテリー、SDカード含む。ボディーキャップ除く) |
動作環境 | 温度0~40℃、湿度85%以下(結露しないこと) |
気になるポイントをピックアップしました。Dfの製品HPに詳細があるので、詳しく知りたい方はチェックしてください。
一眼レフカメラらしい内容ですね。ミラーレスと比べて撮影可能なコマ数が多いのが嬉しい。電子ファインダーとか処理するデータ量が多いミラーレスは、電池の消費量が多いんでしょうね。
またフルサイズのデジタル一眼レフとしては、765gの質量は軽量な部類ですね。
参考にその他の一眼レフカメラはこんな具合でした。
Canon EOS 6D Mark2 | 約765g |
Canon EOS 5D Mark4 | 約890g |
Nikon D850 | 約1005g |
Nikon D780 | 約840g |
Pentax K-1 Mark2 | 約1010g |
※バッテリー、メモリーカード等を含む。
ボディだけで1kgを超える製品は重たく感じますね苦笑
スペックが高くても重たいと持ち運びたくなくなるので、Dfの軽量さは魅力的です。
最近のフルサイズミラーレスカメラと同程度の重さですし、ラフに楽しむおもちゃとして向いている気もします。
気ままに遊んでみる
カフェ写真、ご飯写真、風景、お出かけ、旅行、妻フォトなどを普段撮影しているのですが、今夏はたまたま行った飲食店での3枚を載せました。
僕は写真撮影をするためだけに外出することはまず無くて、出先での遊びついでに撮影を楽しんでいるのですが、僕みたいなスタイルにはとっては良いカメラだなと使っていて感じました。
ガチでポートレート、ガチで風景写真、ガチで鳥撮りや鉄道、スポーツ撮影などは一切しませんし、気負いせずラフに撮り続けていく製品として相性が良い印象がします。
また、ニコンのカメラはこれまでほとんど使ったことがなくどんな印象を持つか不安でしたが、色合いがとても好ましくて大満足です。人を撮っても風景をとっても気持ちの良い写真が撮れました。フルサイズ特有の大きなボケも簡単に楽しめるので、素人の心にはグッときます。
メリット・デメリットを素人目線で
当たり前なことを書きますが、Dfは一眼レフカメラなのでミラーレスのようなEVFではなくペンタプリズム式のファインダーを搭載しています。OVFってやつですね。
ラグがなくそのままの姿を確認しながら撮影を楽しめるのが利点ですが、ミラーレスカメラは電子ビューファインダーに標示される映像がそのまま写真になるので楽ちん感があります。
またカメラの構造上AFの速度や正確性、測距ポイントの数やエリアの広さなどは、現代の最新ミラーレスと比べると見劣りする印象です。最近のカメラは画面のほぼ全てがフォーカスエリアなってる感じですし、技術の進歩によって撮影が簡便になっていると思いますし、こういった差がDfとの違いとして大きく感じました。
とはいえ、中央一点のAF撮影でも僕にとっては問題が無くて、のんびりと被写体に向き合いながら、自由気ままに楽しむ限りは全然十分だと感じています。なんならMFレンズで撮影しているくらいですし、AFできなくてもいいくらいです苦笑
↑Ai Nikkor 45mm F2.8Pはマニュアルフォーカスレンズ。落ち着いて撮れば大丈夫。
また1600万画素というデータサイズも心地よく感じました。
最近のミラーレスと比べると控えめな数値のように思えますが、安易にパシャパシャと撮っていく僕にとっては、ストレージの圧迫度合いも小さいですし、SNS投稿や小さなフォトブック作成程度では問題無く扱えるサイズだと思っています。
↑僕が作ってるフォトブック。サイズはA5。僕が使う範疇では、Dfの1600万画素でも、α7SⅢの1200万画素でも別に問題はない感じ。
写真をどのように扱うかによって必要画素数は変わってくると思うが、ゴリゴリにトリミングをしないなら不自由しないかなと思ってる。
まとめ。大変気に入りました。
まず見た目がめちゃくちゃカッコいいですし、のんびりラフ撮影が好きな僕としてはぴったりな相棒が見つかったので大変気に入りました。
人生最後のデジタル一眼レフと考え購入をしましたが、この先もずっと買い換えること無く楽しめる一台だと思えました。大満足。
今後はDf用のレンズをゆっくり集めながら、のんびり思い出作りの一台として活躍してくれることを期待しています。
新しいレンズをゲットしましたら、YouTubeやブログで紹介しようと思っていますので、次回以降もお楽しみして頂くと嬉しいです。
YouTube動画もあるよ!
DfのYouTube動画はこちら!
まだご視聴頂いてない方はチェックお願いします!
Df用のレザーケース紹介の動画。素敵にドレスアップできてテンション上がります!
KAZAというブランドのレザーケースですが、Df用以外も数種類販売していました。
お使いのカメラに装着できる製品もあるかもしれませんので要チェックです!