こんにちは、L-Blendのゆういちろう(@yuichiroch)です!
昨年にα7SⅢを導入してから、付けっぱなしのレンズはSIGMA 28-70mm F2.8 DG DN Contemporaryを使っていました。
標準ズームなのでオールラウンドに使える頼もしいレンズ。
F2.8の明るさと500g以下の軽量ボディ。しかもワイド端19cmまで寄れるので付けっぱなしには最適な性能です。
価格も純正レンズ(SEL2470F28GM)と比べて随分リーズナブルなのもメリット。
発売後すぐにゲットして使い続けているお気に入りのレンズでした。
凄まじい万能感に「もうこれ以外何も要らないんじゃないか」と錯覚していましたが、人間というのは不思議なものである程度使っているすぐ慣れてしまい、僕は「もう少し明るい標準レンズが欲しい」と思うようになりました。
購入に対しての紆余曲折は後述しますが、あれこれと無意味な自問自答を繰り返し、ついに手元に向かいれたBatis 2/40 CFが今回ご紹介する主人公です。
【はじめに】Batis 2/40 CF のスペック
スペック表
製品HPや各種サイトで詳しいスペックは載っているので、ここでは僕が気になるところをピックアップしました。
対応マウント | SONY α Eマウント |
フォーカス | AF/MF |
レンズタイプ | 単焦点 |
焦点距離 | 40mm |
開放絞り | F2 |
最短撮影距離 | 0.24m |
最大撮影倍率 | 1:3.3 |
防塵防滴 | あり |
フィルター径 | 67mm |
最大径 x 長さ | 91 x 93 mm |
重量 | 361g |
まず僕がレンズ選びをする上で一番着目したポイントは、焦点距離と明るさでした。
Batis 2/40 CFは35mmでも50mmでもない40mm。
微妙とも絶妙とも言えるこの焦点距離は、一歩引けば広角に、一歩踏み込めばクローズアップができる万能感溢れるレンズです。
レンズ名にもある「CF」とは“Close Focus” の略。
「結構寄れるぜ!」ということであり、小さなモノを撮る場合も結構大きく写すことができます。
ボディデザインと重量
日本のレンズにはあまりない流線的なボディデザインは目を惹きますね。
フードがこれほどマッチする製品も珍しいかもしれません。
重量はフルサイズ対応のレンズとしては程よい軽さである361gです。
僕の愛機であるα7SⅢ(699g)と組み合わせると1060gになり、フロントヘビー感もないのでバランスの良い組み合わせに思います。
αのフルサイズはどれも似たようなサイズ・重さですから、α7SⅢに限らずどの製品と組み合わせてもベストバランスを実現してくれそうですね。
程よく寄れて、程よく軽い。そして明るい絶妙レンズ。
上述した通り近接性能もあって、なおかつ軽量に作られているBatis 2/40 CF。
F2という明るさも絶妙であり、無理のない明るさを実現していると感じています。
上の写真はSONY Zeissと呼ばれている小型軽量レンズSonnar T* FE35mm F2.8 ZAです。
以前このブログでも紹介しましたが、この製品は軽量さに全振りして明るさはF2.8というスペックになっています。
一方Batis 2/40 CFは無理のないサイズ設計であり、かつF2の明るさなのでバランスが良さが特徴的です。
フルサイズならでは大きなボケを楽しむこともできますし、苦にならない重量はまさにベストバランスだと感じました。
チェック ※この製品は近接撮影時にF2で撮れず絞られてしまう仕様があるらしい。
【撮って実感!】日常使いに最適。カフェ写真にもぴったり!
しばらく使い、作例ってほどではないですが撮ってきた写真を晒します。
僕の腕はともかく、こんな感じに撮れるんだーというのを確認していただければと思います苦笑
作例ちらり 【SONY α7SⅢ Carl Zeiss Batis 2/40 CF】
このレンズは近接撮影時にある程度絞られるため、ボケがカクカクしてるのがわかりますね。
Batis 2/40がいいのかα7SⅢがいいのか…とにかくいい色です。
料理を撮る場合もここまで大きく撮れるのがいいですね。ダイナミックな撮影が楽しめます。
【まとめ】ちょうどいいが詰まったプレミアムレンズ
F2という十分な明るさ、400g以下の重量、近接撮影能力と、とてもバランスの良いスペックでまとめられている印象です。
しかし価格が少々ネックであり、性能の似たライバルレンズよりも高額なのは確かです。
“十分な性能を持ったプレミアムなレンズ”
なので、少し贅沢な気分で撮影を楽しむには面白い選択肢だと思います。
YouTubeで見るBatisの魅力!
YouTubeでは開封からファーストインプレッションまでを収録しています。
そして次の動画は2週間使用レポ。動画でもこのレンズについて語っていますので、チェックしてみてください。